本日心肺蘇生法について、
救急救命学科の先生から講義と実技指導を受けました。
毎年約7万人近い人が心臓が原因で倒れ、
70~89歳までが5割を占めます。
介護施設での入所者は、70~80代後半の方が大半で、
介護福祉士として働く中で、心肺停止に遭遇する機会は他職種と比べると、
非常に高いことがわかりました。
現在は「DNAR」というような「蘇生の拒否」という指示が示されることもあります。
その中で、倒れてしまった場合の対処法として、心肺蘇生法+AEDの実技を行いました。
「しんのすけくん」という機器で胸骨圧迫を評価してもらいました。
分かりにくいですが、右の写真では赤くなっているところがあるのがわかりますか?
赤くなっているところは、上手くできていないということになります。
ベッドの上は、マットレスによる吸収と、やりにくい姿勢になる、
ということもあり、5cm以上6cm以下を胸骨圧迫をする。
というのがなかなか難しかったですが、
最後は施設内でのシミュレーションも行い、とても勉強になりました。